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Press Release

21 April, 2008

フィリップス、1.5テスラ 超電導磁気共鳴イメージング(MRI)装置を据付けた米国製トレーラーを国内初導入、株式会社フリールに納入




株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:上條 誠二、以下 フィリップス)は本日、1.5テスラ 磁気共鳴イメージング(MRI)装置を米国の特殊トラックメーカー Oshkosh Specialty Vehicle(オシュコシュ・スペシャルティー・ビークル)社で設計、製造した日本仕様の大型トレーラーに据付、国内に初めて導入しました。

 

国内でも会社の定期健診などでエックス線機器を大型のバスに搭載しての巡回は良く行われています。しかし、MRI、特に大学病院や大病院で一般的な高磁場1.5テスラMRIのような高額医用機器は高額なためにいくつかの病院と共同利用したいという要望があります。今回、国内初でメディカルモバイルサービスを事業化している株式会社フリール(東京都新宿区、代表取締役社長 平川 雅之)より弊社1.5テスラMRIを搭載したトレーラーを昨年3台受注し、この度、その1号機を納入致します。

 

国内の道路で1.5テスラMRI搭載のトレーラーを走らせるには道路交通法で規定されている最大重量(26トン)、大きさ(幅 2.5m X長さ 12m X高さ 3.8m)以下にする必要があります。また、超電導磁石は1.5テスラと言う高磁場をトレーラー移動時も含め常時発生しており、また、磁石は狭いトレーラー内に設置しているため、超電導磁石自身の磁気シールドでは5ガウスの漏洩磁場はトレーラーの外側にまで及んでしまいます。この漏洩磁場をトレーラー内に封じ込めるためにトレーラーに特殊な磁気シールドをMRIで必要な電波シールドと共に施しています。フィリップス製の1.5テスラ超電導磁石は2.9トンと軽量で、アクティブシールドによる漏洩磁場も小さいため、この特殊なトレーラーに弊社1.5テスラ MRIを搭載して道路交通法の定める最大重量、大きさ以下に納まり、国内の道路での移動も可能になっています。もちろん、超電導磁石もトレーラー移動時の振動に対して耐震性が強化されています。

 

米国ではエックス線CTMRI等を多数、トレーラーに搭載し病院間で共同利用している事例が多くあり、そのトップメーカーであり、フィリップス・オランダ工場も認定して米国で長年、弊社のMRI用のトレーラーを設計、製造しているのがOshkosh Specialty Vehicle社で1,000台を超える可搬式、可動式のMRI用のトレーラーを設計、製造行っています。今回、このような道路交通法による厳しい条件を満たす特殊なトレーラーの設計、製作を、弊社ではOshkosh Specialty Vehicle社で行い、MRIの据付も米国で行い船により国内に輸送して来ました。

 

 

 

MRI(Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴イメージング)装置について

MRI装置とは人体の水素原子核(プロトン)の磁気的な(NMR)現象をコントラストとしてその断層像を非侵襲に得る事ができる医用機器である。 MRINMRNuclear Magnetic Resonance:核磁気共鳴)現象を引き起こすために撮影領域内で非常に均一で安定した磁場(静磁場(せいじば))と撮影領域内を画像化するために空間座標(X,Y,Z)方向各々に僅かに磁場の大きさが非常に線形に変化している三方向の傾斜磁場、NMR現象を引き起こすための電波を照射し、人体内のNMR現象を検知するためのRFコイルと傾斜磁場、RFコイルを制御し、検出した信号を処理し画像を再構成する計算機より成り立っている。つまりX線を使わずに人体の断層像を描出できる。国内では1980年代初頭に静磁場が0.15T(テスラ)(= 1,500ガウス)の常電導磁石(電磁石)を用いた人体への臨床機が完成し、現在、はその十倍の静磁場の1.5Tの超電導磁石を用いたMRIが大学病院はじめ、中核病院に普及している。MRIで得られる画像は二次元の断層像の情報だけで無く、三次元の情報も得られる。画像再構成の理論は基本的にはXCTと同じである。

 

 

本件に関するお問い合わせ:
株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン 
ヘルスケア事業部 マーケティング本部
マーケティングコミュニケーションズ 篠原乙記  TEL 03-3740-3983

 

株式会社フィリップスエレクトロニクス ジャパンについて

1953年にフィリップス製品の日本市場への輸入ならびに販売を開始。ヘルスケア、ライティング、コンシューマーライフスタイル等の事業部から構成され、約1,000名の従業員を擁し、全国約30ヶ所に事業所を展開しております。詳細につきましてはホームページをご覧ください。http://www.philips.co.jp

ロイヤル フィリップス エレクトロニクスについて

ロイヤル フィリップス エレクトロニクス(本社:オランダ、NYSE:PHG, AEX: PHI)は、ヘルスケア、ライティング、コンシューマーライフスタイルの分野において、“sense and simplicity”というブランドプロミスと共に、人々を中心とした革新的な製品、サービスおよびソリューションを提供するグローバル・リーディングカンパニーです。世界60ヶ国以上に134,200人の従業員を擁し、2007年の売上は270億ユーロで、医療用画像診断機器、生体情報モニタ、省エネ照明ソリューション、そして快適なライフスタイルのためのソリューションにおけるマーケットリーダーです。ニュースリリースについてはホームページをご覧ください。

http://www.philips.com/newscenter/

 

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