Time of Flight法
Tru Flight Technology(Time of Flight)は、検出された同時計数線の両サイドに到達した「時間差」を計測する事によりイベントの発生場所をある程度絞り込むことができます。したがって、フォワードプロジェクション時に発生源と考えられない場所に余計な信号を乗せる必要がなく、結果的にバックグランドノイズが大幅に減少します。
Time of Flight の効果1:描出能の向上
Time of Flightの効果の最も重要なものは、S/Nの向上です。
Time of Flightでは、ノイズを大幅に減少させると共に、あるべき位置にあるべき強さで信号を表現できます。その為、ノイズに埋もれてしまっていた微小な病変・集積の信号を表現できるようになりました。
従来法ではあるべき信号が他の位置に表現されるため、ノイズの上昇・信号の低下が起き、ノイズに埋もれます。
Time of Flight の効果2:画質の安定
現在の時間分解能では対象物のサイズが大きくなるほどEffective Sensitivity Gainが向上し画質が安定いたします。ノイズの元になりやすい脂肪の部分が多く、FOVの外側にある患者様の場合、従来法ではノイズが多すぎて十分な画像が得られていませんでいたが、TOF法は体格による画質の差が非常に少なく安定した画像をご提供いたします。